偏差値の高い大学に入れば、人生の選択肢が増えて自由になれる。そのまま世間体が良くて、就活人気企業ランキングの上位に入るような会社に入社すれば幸せになれる。

そう信じて、社会のレールに沿って走り続けた果てに待っていたのは、ただの絶望でした。

何のために今まで色んなものを犠牲にして頑張ってきたのだろう。今の人生の先にいつか心から満たされる瞬間はちゃんと訪れてくれるのだろうか。

これは、そんな不安と焦りを抱え、何者にもなることができず苦しんでいた僕が、オンラインで起業して自分の居場所を創り出すことで、ほんのちょっとだけ自由に生きることができるようになるまでの物語です。

今という時代ほど、先の見通しを立てることが難しくて、これまでの常識が通用しなくて、迷子になりやすい時代はないでしょう。そんな中で僕の個人的なストーリーが、同じように悩む誰かの足元を優しく照らしてあげることができるなら、それほど嬉しいことはありません。

  • 今の働き方や生き方に限界を感じている
  • 勉強や仕事を頑張った先に何も残らなかった
  • WEBで自分らしく活動して収益化していきたい
  • 自由になるための手段として起業に興味がある
  • 自分の人生を自分でデザインする感覚を持ちたい

どれかに少しでも当てはまっているあなたに少しでもお役に立てるよう、心を込めて綴っていきます。

小岸望 / Nozomu Kogishi

株式会社BILLETT代表、ビジネスコミュニティ#New STREAM代表。

スモールビジネス×ブランディングの専門家。副業で月間100万PVを集める情報サイトを運営していたことがキッカケで、マーケティングやコピーライティングの世界に深くのめり込む。2015年に独立起業。以降は個人起業家や中小企業オーナーを対象にブランディングやビジネス構築のコンサルティングを行う。理想の顧客に売り込まずに売れるブランド重視の情報発信ビジネスの提案力が、自分の想いを大切にしたい顧客から多くの支持を得ている。趣味は珈琲の自家焙煎。

選択肢と人生

改めまして、こんにちは。小岸です。

2015年に25歳で独立起業してから、WEBマーケティングの世界で生きています。専門領域はダイレクト・リスト・マーケティングとコピーライティング、そしてコミュニティビジネスです。

こう書くとすごく仰々しく聞こえますが、実態は社員が僕だけしかいない「ひとり起業」です。大した野心や夢があるわけでもなくて、ただ会社を辞めて自由になりたくて起業しただけ。

子どもの頃から周囲の大人たちの期待に応えることが全てだった僕は、「将来の夢は何?」と聞かれても、いつも上手く答えられないでいました。特にやりたいこともない。叶えたい夢もない。でも、勉強だけはそれなりにできたので、とりあえず良い高校に行って、良い大学に行こうと思っていました。

それにテストで良い点を取ると気持ちが良かったし、親や先生が喜んでくれるのも嬉しかったんです。

高校時代は少し落ちこぼれてしまいましたが、1年浪人をした末に慶應義塾大学の経済学部に入学することができました。理数系が大の苦手だった僕にとって、考えられうる選択肢の中で最高の結果でした。

良い大学に行けば、良い会社に就職できる可能性が上がるし、人生の選択肢が間違いなく広がる。そう信じきっていた僕にとって大学時代はパラダイスそのもので、こんな日々が永遠に続けばいいのにと心の底から思っていました。

そんな僕に立ちはだかった壁が「就職活動」でした。偏差値の高い大学に入れば将来の選択肢が増えると思っていた僕でしたが、どれだけ選択肢が増えたところで「やりたいこと」がなければ、何も選び取ることなどできません。

自己分析をすればするほど「就職したくない」という気持ちが露わになる自分に嫌気が差したし、行きたい業界や入社したい会社が明確になっている友人を見ると、とにかく焦りました。僕はこれからどうやって生きていくんだろう。考えれば考えるほど、分からなくなりました。

僕は結局、地元の名古屋に本社がある世間体の良い大手企業に就職しました。いわゆる「ホワイト」と呼ばれるような業界です。内定を貰った時も現実味がなくて、ただ就職を無事に終えられたことに満足していた気がします。心のモヤモヤを見て見ぬフリするために、あの頃は毎日、自分自身に「お前は勝ち組だ」と言い聞かせていたような気がします。

要は僕は僕の人生と向き合うことから、ずっと逃げ続けていたのです。その代償を就職活動の時に払うことになった。つまりはそういうことでした。

東京から離れて地元に戻ることも、特に興味があるわけでもない会社に入社することも、毎日スーツに身を包んで決められた時間に決められた場所で仕事をすることも、正直嫌で嫌で仕方がなかったけど、当時の僕にはそれを受け入れることしかできませんでした。

でも、みんなそうやって大人になっていくんだろうと割り切ることにしました。学生時代のような自由が減ることは気がかりだったけど、お金に余裕もできるし、それなりに会社員生活にも適応できるだろうと信じていたんです。そもそも僕は元々、超のつくほどの安定思考で、起業なんてするようなタイプのキャラクターではありませんでしたから。

しかし、そんな僕の淡い期待はいとも簡単に崩れ落ちることとなりました。

絶望の果て

入社して3ヶ月後。僕は既に会社を辞めたくて辞めたくて仕方がなくなっていました。何が辛かったのか、何がそこまで嫌だったのか、何か決定的な出来事があったのか、詳しくはもうあまり覚えていません。人間の脳とは便利にできているようで、自分にとって都合の悪い出来事は、二度と思い出すことのないように忘却の彼方に消し飛ばしてしまうのでしょう。

でも、細々したことはたくさん覚えています。

どれだけ経っても職場に馴染むことができず、ずっと空回りをしっぱなしで周りの先輩たちにたくさん迷惑をかけたこと。一般家庭への飛び込み営業をやっていて、ストレスから住宅街を通るだけで強烈な吐き気に襲われたこと。会社に向かう電車の中で強烈な眩暈がしてうずくまり、慌てて次の駅でホームに飛び出したこと。「何でこんなことで?」という些細なことで怒られて、それを引きずっているうちに、今度は言い逃れのできないミスを起こしてしまって、完全に戦意が喪失してしまったこと。

強制参加の社員旅行中には、重役と紹介された男に、おばあちゃんに買ってもらったセーターを引っ張られて破られたこともありました。周りの人たちは「あの人に嫌われたらこの会社では生きていけない」と苦笑いで僕に教えてくれました。

そんな時にSNSを見ると、東京のカッコいいオフィス街で働く友人たちのキラキラした投稿が目に飛び込んできて、更に僕は孤独な気持ちを強めていきました。その頃は、学生時代の友人から意識的に距離を取るようにしてしました。ダメになった自分を見られたくなかったから。

ある日、僕は営業車を運転して外回りをしている最中、ふとこう思ったんです。「このままアクセルを限界まで踏み込んで、橋を突き破って川にでも落ちてみたら、仕事を休めるかもしれない」って。

実際に行動に移すことはありませんでした。そんな本気で思ったわけでもないし、ただちょっとだけ、そんな妄想が頭の中を通り過ぎただけです。でも、家に帰って冷静になって僕は自分のことが怖くなりました。このままだと本気でヤバいかもしれないぞと。

これまで何のために頑張ってきたのか。こんな生活を手にするために頑張ってきたのか。そして、このまま我慢して頑張った先に、一体どんな未来が待っているのだろうか。そう思った僕は決意したんです。この会社を1日でも早く辞めてしまおうと。

しかも、紛いなりともホワイト企業と呼ばれる会社でこうだったんだから、きっと僕は他の会社に転職したところで、きっとまたあーだこーだと不満を垂れ流して同じような絶望と出会うに違いありません。だから僕は「会社に依存しない生き方」を本気で模索することにしたんです。

人生の主導権を求めて

僕は行動に移しました。会社を辞めることなんていつでもできる。ただ、何も先のことが決まっていないのに会社を辞めてしまったら、それはただのニートじゃないか。僕は自由にはなりたかったけど、ニートにはなりたくなかったし、これまで受験や就活を頑張ってきたことを思ったら、人並み以上の生活は最低限送りたいと思っていました。

それに何と言っても、今いる会社で手に入るはずだった水準以上の生活は、やっぱり感情的にも手に入れたいわけです。つまり会社に雇われずに、ひとりで稼いでいく手段を何とかして見つけることが、当時の僕の最重要ミッションだったのです。

友人の伝手でスタートアップの創業者の方に会わせてもらったり、海外留学の情報をリサーチしたりしながら、書籍やインターネットにも答えを求めました。

ティモシー・フェリスの『週4時間だけ働く』や安藤美冬さんの『冒険に出よう』を読んで、会社に縛られることのない自由なライフスタイルへの憧れがより一層強まっていきました。

僕は気づいたんです。

本当に人生を変えたいのなら、人生の主導権を握らないといけない。働く時間も働く場所も、住む場所も、稼ぐ金額も、普段一緒に過ごす相手もできるだけ自分で決めないといけないと。

だから僕は自分のビジネスを始めることにしたんです。まずは副業で会社員と二足の草鞋を履く形で始めて、会社に代わる収入源を手に入れられたら、先のことをそれから考えることにしました。僕はなけなしの給料からMacbook Airを購入して、自分のために生きることを始めました。

僕はずっと人の目を気にしすぎていたんだと思います。親の期待に応えなきゃ。世間の正解に合わせて生きなければ。でも僕の人生は最終的には僕だけのものです。周囲の望む人生を選んだ結果、仮に僕が不幸になったとしても、周囲の人たちは責任をとってくれるわけでも、僕の不幸を肩代わりしてくれるわけではありません。

結局は自分の責任のもとに生きていくしかない。そんな当たり前のことに気づくのがあまりにも遅すぎましたが、いずれにしても、僕はもっと自分のために生きようと決意しました。

転機(のようなもの)

情報収集すればするほど、答えは1つしかないことを思い知らされました。

その答えとは「オンラインで起業する」ということ。

特にやりたいことがあるわけでもない。だけど会社に縛られない生活を手にしたい。しかもできるだけ早く結果を出したいし、当たるか外れるか分からない博打みたいなことはできない。失敗した時に大きなリスクを負いたくない。そんな僕に残された選択肢はそもそも多くありません。

  • 小資本(というか0円)からでも始められる
  • 在庫を抱えるリスクがない
  • インターネットで完結するから時間も場所も問わない
  • 利益率が高く売上のほぼ全てが利益になる

店舗や事務所の家賃も、人件費も、商品の仕入れ費もかかることなく、ノーリスクで始められることもあり、シンプルにやらない理由がなかったんですよね。失敗するリスクといえば、お金が入ってこないことくらい。会社からの給料がありましたし、実家に住むことで家賃も抑えられるので、そんなのは全くもって大した問題ではありませんでした。

それに、WEB上で事業を作って収益化を目指す過程で、集客やマーケティングやWEBサイト構築など、色々な知識やスキルを手にすることができるわけなので、もし会社を辞めることになっても、きっとどこかからは必要とされる存在になれるんじゃないかと思ったんです。

それに当時のベンチャーや学生起業を見ていても、ほぼ全員が「WEB関連」でした。パソコンの扱いといえば、大学のレポートを書いたり、せいぜいFacebookに写真を投稿するくらいの僕でしたが、とりあえずWEBの世界で生きていこうと決めました。

そこから僕は副業で自分のビジネスをスタートしました。自宅から会社まで往復で2時間。決して時間が有り余っているわけではありませんでした。自ずと会社で働いている時間以外の、ほぼ全ての時間を自分のビジネスに費やすことになりました。睡眠時間もかなり減らしましたが、不思議と苦ではありませんでした。この努力は今の自分では想像すらできないような未来に繋がっている。そう思うと楽しくて楽しくて仕方がなかったのです。

僕は初めて自分の人生を生きている実感を持つことができました。

最初の成果

僕が最初に始めたのは「ブログ」です。

別にブログに興味があったとか、ブロガーに憧れていたというわけではありません。ただ、何もやったことがない僕にもハードルが低そうだったのと、僕が熱心に読んでいたメールマガジンの発行者の方が「オンラインビジネス初心者はブログから始めるといい」と言っていたから、とりあえずファーストステップとして挑戦することにしました。

実際にやってみると、確かに実践開始までのハードルが低かったのも魅力的でした。初期費用も固定費もほぼかかりませんからね。それに空いた時間にコツコツと積み上げていけるので、時間がない副業にも最適だと感じました。

そこからはブログに没頭していきます。毎朝4時半に起きて勉強したり記事を書いたりしました。通勤時間やランチタイム、あるいは信号待ちの十数秒間でさえも全て情報収集に充てて、帰宅後も全て副業に時間を費やしました。

とにかく早く会社に代わる収入源を手にしたいと思っていたんです。友人から遊びやコンパに誘われても全て断り、睡眠時間も趣味の時間も犠牲にして、とにかく副業に打ち込みました。

その結果、ブログの広告収入も徐々に伸びていき、3ヶ月後には月10万円を超えて、4ヶ月後には会社の給料を超える額の収入がGoogleから振り込まれました。

これで人生を変えることができる。そう思ったのも束の間、僕はすぐに冷静になったんです。これでは会社を辞めることなんてできない、と。

不安定と恐怖

確かにブログで月20万円前後の副業収入を得られるようになりました。

心配そうに僕を見守っていた両親にプレゼントを贈れるようにもなったし、会社で多少嫌なことがあっても「他に収入源があるから」とガマンできるようになりました。同年代の友人よりも2倍稼ぎがあることも精神的な余裕に繋がりました。

でも、何かが違うと思ったんです。

僕はずっと「労働」をしていました。

平日の昼間は会社に行って営業やら事務やらをこなし、帰宅後や休日はずっとパソコンに向かって必死の形相でブログを書き続ける。多分1日16時間くらいは平気で働いてたんじゃないかな。

確実にこの働き方では長く続けられない。

僕は心からそう思いましたし、この先に自分の求めていたライフスタイルがあるとも思えませんでした。それに「社会のレール」に沿って優等生的な生き方をしてきた僕にとって、これからの人生、ブログだけでちゃんと食べていけるなんて到底思えなかったんです。

YouTubeで稼いだ。ブログで稼いでいる。だからどうしたっていうのか。果たして本当に10年後、20年後も幸せに生きていることができるのか。僕は自信を持って頭を縦に振ることができなかったんです。

もっと「ビジネス」と呼べるようなものをしなくては。

ちゃんと自分のコンテンツやサービスを作って、自分の売り物を売れるようにならなくちゃいけない。そう強く感じた僕はWEBマーケティングの世界に傾倒していくことになります。

とある1つの確信

僕はオンラインで自分のスキルを商品にして販売することにしました。

今ではココナラやUdemy、有料noteやオンラインサロンなど、普通の個人が自分のスキルや知識をデジタルコンテンツにして販売するのは珍しいことではありませんが、当時はかなりレアだったんじゃないかなと記憶しています。

自分のコンテンツを作って、オンラインで売れる仕組みを作る。こうすれば労働の奴隷から抜け出すことができるし、自由な時間を増やしながら収入を伸ばすことができます。

副業を開始してから約1年で、月100万円前後を売り上げられるようになり、その半年後には会社に退職届を提出しました。そのタイミングで株式会社を設立することにしました。別に会社を作りたかったわけではありませんでしたが、利益が上がりすぎて法人化した方がいいと税理士からアドバイスされたんです。

晴れて代表取締役社長という仰々しい名前を名乗ることになりましたが、独立した月の月商は約1700万円。個人が自由に生きていくには、十分すぎるほどの額です。

そこからは働く時間を調整しながら、年商3000万円〜5000万円規模のビジネスをゆるく楽しく回しています。1つのサービスの売上も累計で3億円ほど売れるようになりました。

新しいデジタルコンテンツや講座をリリースすれば、1日にこれだけの売上が入金されることもあります。

戦略的にWEB上での発信を続け、仕組みをブラッシュアップしていったことで、単発的な売上だけでなく、6年、7年と右肩上がりで売上を伸ばせるようになりました。年に1回のセールスで5000万円以上を売り上げられるようになったり、毎月継続的に100万円以上の販売を自動化できるようにもなっています。

「自分のコンテンツを仕組みで売る」

やるべきことはとてもシンプルです。商品を作って販売するという古来より何千年以上の歴史を持つ営みを現代版にアップデートして効率よくやっているだけ。そんなシンプルなシフトの結果、僕は1日16時間働く月20万円の副業ブロガー時代を経て、本当に求めていたライフスタイルに近づくことができました。

そして数年後

独立起業して数年が経ちました。

お金にも時間にもだいぶ余裕が生まれました。好きなことをするために必要なお金も時間も、オンライン上に作ったコンテンツビジネスの仕組みが稼いできてくれるからです。デジタルな仮想世界で働いて、リアルな本物の通貨を手に入れて、現実の人生を楽しむという働き方が僕にはすごく合っているみたいです。

別に豪遊したいとか、1日中ダラダラしたいとか、誰かにマウントを取りたいという欲もないですし、金銭感覚も学生の頃と変わっていないので、そんなに多くのお金を必要としているわけでもありません。

愛犬と一緒にソファでゴロゴロしながら読書をしたり、好きな音楽を聴いてたまにライブに行ったり、平日の昼間、ふと思い立った時に海までドライブをして、景色の良い場所で何も考えずにボーッとすることができれば、それだけで僕にとって最高の人生なんです。あとはたまに旅にでも出れたら言うことはないですね。

僕にとって何よりも大きかったのは、人生とは人の目を気にして我慢したり、遠慮したりするんじゃなくて、もっと自分らしく自由に楽しんでいいものなんだと心から実感できたことです。

今や僕と同じようなライフスタイルは誰にでも送ることができます。現在進行形でデジタルテクノロジーとマーケティングを駆使して、自分のビジネスを伸ばしている起業家はたくさん増えています。僕の知人にも沖縄と東京のデュアルライフを楽しむ人がいれば、夫婦で世界中を旅して回っている人もいれば、趣味が高じて自宅にサウナを作った人もいます。

オンラインビジネスは誰に対してもオープンで、そして平等です。住む場所や年齢、学歴、キャリアに関わらず、誰にでもチャンスの扉は開かれているんです。中学生でも主婦でも、あるいは定年を過ぎたおじいちゃんでも。

僕は僕自身のライフスタイルをちゃんと自分でデザインできるようになりました。人生のハンドルを自分で握れている。これ以上に素晴らしい感覚はありません。日常の中の何てことない瞬間にふと思うんです。ちゃんと生きてて、よかったって。

普通であるということ

自分のビジネスを持つようになって、僕の人生は180度変わりました。

ありきたりな表現かもしれないけど、365日が夏休みみたいなものなんです。実際にはなんだかんだで仕事が好きで、新しい事業の計画を立てたり、勉強したりする時間も多いから、そんなに自由を謳歌できているわけではないかもしれませんが。

でも会社に行くのが嫌で嫌で仕方がなかった僕が、仕事をするのを楽しめるようになったというのも、僕の人生にとって、すごく大きいことだったなと改めて感じます。

僕は元々、他人に誇れるような強みがあったわけでも、飛び抜けて優秀だったわけでも、強烈な個性を象徴するようなぶっ飛んだエピソードがあったわけでもありません。何かに本気で夢中になったこともなければ、自信を持って「誰よりもこれが好き!」と言えるものもなく、ずっと将来の夢なんて持ったことがありませんでした。

そういえば、僕の同級生にキムタクがドラマで演じた役の職業が将来の夢になる人がいたなぁ。検事、パイロット、政治家…みたいに。そんな感じで「これになりたい!」と思える夢がある人に対して、僕はずっと憧れや焦りを感じていたんだと思います。

でも、思うんですよ。きっと世の中のほとんどの人がこんなもんじゃないかって。

夢中になれるほど好きなことも、寝食を忘れるほどに打ち込めるものもなくて「自分の人生こんなものか」と妥協しながら、それでもどこかモヤモヤして「本当に自分の人生を生きれてる?」と不安に思ったりする。

僕はそんな人たちにとっての光になりたいとは言わないけど、少しでも勇気を与えられるような存在になることができたら、すごく素晴らしいことだなって思うんです。

起業して成功してる人って、みんな何か個性が強かったり、飛び抜けて優秀だったり、逆に飛び抜けてダメダメだったり、死ぬほど好きなものがある人っていうイメージがありませんか?

だから僕が「普通の自分のままでも、自分のビジネスを立ち上げて、そこそこお金を稼げて、そこそこ自由になれるんだ」ってことを発信していきたいし、こういう普通の人が活躍できる時代になったら、めちゃくちゃ面白いんじゃないかって心の底から思っています。

いつかまた何処かで

会社員時代の僕は、毎日毎日、眠りにつく前に「明日の朝が来ること」が怖くて怖くてたまりませんでした。サザエさん症候群なんて巷では言われますが、僕は日曜の朝あたりから憂鬱な気持ちが押し寄せてきて、胸が苦しくなっていたんです。

あれは起業して2年くらいが経った日だったと思います。日曜日のある午後、車で河川敷を走っていたら、嘘みたいに大きな夕日がとても綺麗に見えたんです。その時に思ったんですよ。夕日ってこんなに綺麗だったんだって。

僕にとって日曜の夕日は、ずっと恐怖と不安の象徴でした。明日からやってくる辛くて苦しい1週間を引き連れてきているようで、とても美しいだなんて思えませんでした。でも今は違います。空も海も道端に咲いた名もなき小さな花も全部が綺麗に見える。起業して自由になったことで、この世界はこんなにも美しい場所だったのかと、僕は改めて知ることができました。

オンラインで起業するには、多額の初期投資も、高度な専門的技術も必要ありません。もちろん、あればあるだけプラスになるけど、なかったらないなりに成功までの道のりを自分のペースで歩いていけばいいだけですから。

必要なのはパソコン1台とインターネット環境。そして理想の未来を手にしたいという情熱だけです。

ちょっと自由に生きたかっただけ。そんな身勝手な理由から始めた起業で、僕は色んな人と出会い、色んな知識を手にし、当初の自分では想像さえもできなかった世界を見ることができました。

  • 年間2000万円〜3000万円を自分のペースで売り上げる
  • お金だけじゃなく、人生を楽しむための時間を増やす
  • ゼロから自分の商品を作り、売れる個人になる
  • 一人で完結するストレスフリーなビジネスを構築する
  • 一発屋で終わらず、長期的に楽しみながら成功し続ける

もっともっとありますが、僕があなたに伝えられることをざっとまとめると、だいたいこんな感じです。

今とは違う人生を叶えたい。だけど、何から始めたらいいか分からないし、やり方や方法もよく分からない。ネットで情報を漁ってみても、色んな意見が出てくるし、何を信じていいか分からなくてしんどくなってくる。

こんな風に悩んでいる人に向けて、僕が今までやってきた個人ビジネスの考え方や育て方を配信するメール講座を作りました。

一人で自由になっても人生楽しくないし、どうせなら、仲間を増やしながら自由な人生をもっと楽しんでいきたいじゃないですか。そして、こんな身の上話を最後まで読んでくれたあなたとは、きっと良い仲間になれると勝手に思ってしまっているんです。

そして、いつの日か、僕があなたの個人的な話を聞かせてもらったり、どこかで一緒にハイボールでも日本酒でも飲みながら、ビジネスの話とか、将来のビジョンの話とか、あるいは最近見つけた面白い映画とか音楽の話でもできたら最高だなと思います。

とりあえず、そのためにも自分のビジネスを始めて、会社に依存しない収入源を作ってしまいましょう。そしてまずはあなた自身が幸せになって自由になって、半径5m内にいる大切な人を守れるようになりましょう。

そのための具体的な戦略や進め方、大切になる考え方なんかは無料のメール講座で配信しています。途中で有料の講座やサービスの案内をお届けするかもしれないけど、とりあえず無料で読めるので、まずは読んでみてほしいです。そして、知識とマインドと戦略を手に入れて、確実に理論武装していきましょう。

今という時代ほど、名もなき個人が人生を自らの手で変えていきやすい時代はありません。この時代に生まれてこれた幸運に感謝をしながら、新しい生き方を実現していけたら最高じゃないですか?

大丈夫、僕たちはみんなもっと自由に生きていける。

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