「努力が苦手」を「甘え」で片付けないための思考法

僕は基本的に困難な目標を達成したり、何かを成し遂げるためには最低限以上の努力が必要だと思っている人間です。

よく「成功者は夢中になって没頭しているだけだから、努力をしているとか思ってない。努力をしていると思ってる時点で勝てない」とか「努力をしないための努力が必要。楽をするための工夫がないといつか行き詰まるよ」という言葉を目にすることもありますが、僕的にはそれも含めて「努力」なんですよね。

つまり、自分が辿り着きたい場所に自分を引き上げるための、すべてのアプローチを「努力」と呼ぶイメージです。

だからこそ「努力することが苦手です」という人は、もちろん幸せに生きることができないわけじゃないですけど、ビジネスで成功するとか、大きな何かを成し遂げる上では不利になっていく一方ですし、最低限の知性や思考力が備わってないと「楽して儲かる」系の情報商材などに無駄金を叩いてしまうことにもなりかねません。

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努力することが苦手なんですけど…

以前、個人でビジネスを始めて独立して成功していきたい方に向けてビジネスコンサルをやっていた時に、一人のクライアントさんからこんなことを言われたんですね。

「僕、努力することが苦手みたいでして…」

その時、僕は正直びっくりしたどころの騒ぎじゃなくなりまして、「えー!そもそも努力って得意とか苦手とかそういう概念あったの!?それって要はただの言い訳じゃん!意味わかんない!」という思いをグッと飲み込んで、色々と話を聞くことに努めました。

僕は全然、努力をしない生き方もアリだと思っていますし、特に今の日本って相対的に見ても、圧倒的に弱者(と呼ばれるような人たち)でも生きていく上で困りにくい環境じゃないですか。それなら、自分で納得できるラインまで生活水準を落としたり、あるいは日常の中で楽しみを見つけながら、面白く生きていくのもとても素敵です。

ただ、「努力は苦手だけど、自分でビジネスをして年収1億円以上稼げるようになりたいです」とかになってくると話は全く変わってきますし、正直ソロビジネスにおける最低限の努力なんてたかが知れてます。

毎日コツコツとコンテンツを作るとか、売れるまでの仕組みをコツコツ構築するとか、せいぜいその程度です。高校野球の超強豪校の部活動や中学受験のスパルタ塾と比べたら「努力」とすらも感じられないようなレベルであるはずです。

なぜ心情的に努力が苦手と感じてしまうのか

  • どうしても実現したい高い目標がある
  • どうしても回避したい最悪の未来がある
  • 強制力が働きやすい環境に身を置いている

こうした世間一般で言われている「努力しやすい状況」になっても、残念ながら努力ができない(or 続かない)人はたくさんいます。

では、なぜ努力ができないかというと「心の要因」が大きいんじゃないかなと。

つまり「頑張って努力をしても、何も変わらないかもしれないし、報われないかもしれない。だから努力をするのが怖いし、だったら最初からブレーキをかけて何もしない方がマシだ」という考え方ですね。

もちろん、最初からこんな風に思っている人はいないかもしれませんが、顕在意識では「よし、頑張るぞ」と思っていても、潜在意識では「上手くいかなかったらどうしよう」とか「頑張っても無駄になるかもしれない」という思いが強くなっているため、ついつい自分にブレーキをかけてしまう。

それを上手く自分で言語化できなくて「努力が苦手」とか「努力ができない」という言葉で表現してしまうのではないかなと思います。

まずはダメな自分ごと受け入れてあげること

ここからは「努力が苦手」と悩んでいる人がどうしたらいいのかについてお話ししていきますが、まず1つはダメダメな自分でもちゃんと受け入れてあげて、自分自身を愛してあげることです。

僕は何か新しいことを始める際に自分は最底辺からのスタートだ」と思い込むようにしています。その方が教わったことを素直に吸収できるようになるし、ちょっとした変化や成長でさえもプラスに捉えることができて、成功への過程を心から楽しむことができるからです。

自己重要感が低い人は、ありのままの自分を認めてあげることができず、現在の自分の実力とか実績が低い状態を受け入れることができず、プライドが肥大化し自己評価だけが高くなっていく傾向にあります。

ただ、未来の自分を信じることができないので、まるで傷つかないための予防線でも引くかのように、「本気を出さない」とか「努力をしない」という行動に移ってしまうのです。

当の僕自身も昔はそうだったから、結構よくわかります。

「自己評価は低く、でも自己重要感を高く」という姿勢で生きていけば、ダメダメな状態の自分でも受け入れてあげられるようになるし、未来に対しても勇気を持って相対することができます。

逆に、自己評価が高く自己重要感が低くなってしまうと、失敗したくないとか恥をかきたくないという意識が先行してしまい、自分をどんどん変化や行動から遠ざけていってしまいます。

だからまずは、ダメダメな自分を受け入れてあげて、こんな自分にも素晴らしいところがたくさんあるんだと認めてあげることから始めていきましょう。そうじゃないと、ビジネスをやっていても確実にどこかで壁にぶつかったり、心が折れてしまいますから。

努力が報われなかったとしても別に問題ない

「失敗したらどうしよう」とか「努力が報われなかったらどうしよう」という不安についてですが、「別に努力して上手くいかなかったとしても、それはそれで問題ないよね」くらいに思っておくのが一番いいんじゃないかなと思います。

というか、正しい方向性で進んでいけば、必ず最後は上手くいくと僕は思っているのですが、だからと言って、一発の努力で最初からいきなり上手くいくとは限らないんですよね。

仮に方向性が正しくてもいきなり結果が出るわけはないし、また方向性が微妙にズレていたら、何回かの失敗をプラスに活かして、方向性を軌道修正していけばいいだけの話です。

「失敗は成功の母」という有名な言葉もありますが、1回の努力がすぐにわかりやすい形で報われるとは限らないし、色々と思い通りにいかないことがあるおかげで、もっともっとブラッシュアップするためのヒントだったり反省材料が得られるわけですね。

失敗から得られたそれらの要素があるから、自ずと試行回数を増やしていくことで、最終的な成功の確率が上がるわけです。

またメンタル的なことを言うと、仮に事業に失敗したり、今の売上がゼロになってしまったとしても、自分自身の価値が損なわれるわけではないですよね。

仮にどれだけ失敗しても、逆に大きく成功することができたとしても、どっちにしてもありのままの自分自身は自分にとって最高な存在なわけですから。

自分自身でコントロールできることにフォーカスしよう

「努力することが苦手」と感じる人は、その先に待っている「結果」や「悪い結果を突きつけられた時の絶望」も込みで「苦手」だと感じてしまうケースは多いです。

まずは物事の間にちゃんと線を引いてあげることが重要で、「努力」と「結果」と「感情」をちゃんと分けて捉えてあげることが必要です。

「結果」に関しては自分自身で完全にコントロールすることはできませんが、結果に至るまでの自分自身の努力であったり、結果を受けての感情に関しては、自分自身でコントロールが可能です。

僕たちにできることは、自分自身でコントロールできることに対して全力で取り組み、自分自身でコントロールできない領域を少しでも自分たちにとってプラスになるようにしていくことのみです。

努力することに苦手意識を感じていて、その原因が「結果が出ないかもしれない」という不安や焦りにあるのであれば、「そもそも自分自身でコントロールできないことについて考えすぎてもしょうがないよね」という割り切りも必要かもしれません。

努力による「成長」は必ず保証されている

どれだけ努力をしたとしても結果そのものは保証されていませんが、努力による成長は必ず保証されています。

例えば、ブログ収益化を学んで実践していたとして、思うように結果が伸びなかったとしても、その経験でWEBマーケティングの基礎が培われて転職や新しいビジネスに挑戦する際に有利に働くかもしれません。

また「毎日習慣化できた」ことが自信になり、これから先も継続力や粘り強さ、習慣化が強みになり、それらが人生の至る所で役に立つかもしれません。

だからこそ、努力が全く無駄になることはないと自信を持って言い切れるわけです。

ただ、そもそも自分自身が成長することに深層心理でブレーキをかけてしまっていたり、自分自身が変わることに対して抵抗感がある場合は、当然ながら努力をすることも難しくなってしまうんですよね。

だからこそ、結局は「どれだけ変化しても自分は自分だし、何も心配することはないよね」と、未来の自分自身を信じてあげる(=自己重要感を高める)ことに繋がってくるのではないでしょうか。

努力ができる自分になるために大事なこと

というわけで、要は「自己重要感をちゃんと高めてあげよう!」ということですね。

「自己評価は低く、自己重要感は高く」というのが僕のモットーですが、丁寧にいうと「今の自分は最底辺でダメダメかもしれないけど、そんな自分でも生きてるだけで素晴らしいわけだし、自分は自分のことが大好きで問題ないわけだし、今から頑張って色んな成長を遂げて、そして未来の自分はこんなふうになっていたらいいよね!」と心の底から思えるようになれば、めちゃくちゃ成功しやすいモードになっていきます。

逆に自己肯定感が超低いモードでビジネスをしても、自分にブレーキをかけやすい体質になってしまっていると、行動量が伸びなかったり挫折をしやすかったり、本来だったら凹まなくても良いところで凹んでしまいやすくなるので、なかなかに厳しいんですよね。

また、劣等感をエネルギーに変えてゴリゴリ作業して多少なりとも成功できたとしても、やはり心折れやすい状態には変わらないので、どこかで躓いてしまう可能性は非常に高いです。

だからこそ、まずはありのままの自分をプラスに捉える、今の自分の中にある素敵なポイントを見つけて自分で褒めてあげるようにするといった自己重要感を上げる習慣を作った上で、努力をしていくのがオススメです。

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